関節技
関節技は、柔道やレスリング、合気道、サンボなどの格闘技に用いられます。
体重差や性別などを越えてかけることができるので、好きな技です。コツがあって、たくさんの練習が必要です。
技を覚えることで、人間の骨格について知ることができます。ダイエットや護身術に学ぶ人も多いようです。
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関節技の基礎知識
人体の構造
人体には206個の骨が存在します。これらを接合しているのが関節で、筋肉が付着しています。筋肉により関節が動きます。筋肉が骨に付着する部分を腱と言います。関節に大きな力がかかった時に耐えるのが靭帯です。関節技は骨だけでなく、周辺の組織も破壊する技なのです。
関節技の構造
筋肉(腱)が伸び、痛みが靭帯へ向かいます。痛みを我慢すると関節が壊れます。壊れ方として、筋が伸びる、筋が切れる、脱臼する、と言われています。1筋が伸びるという状態は、我慢して筋肉を伸ばそうとするために起きます。その後、靭帯が伸び、筋肉が断裂しはじめます。状態によって、筋違え、肉離れとも言います。2筋が切れるという状態は、筋肉の断裂が更に進んだ状態を言います。もっと進むと靭帯も断裂します。3脱臼とは、関節が外れて関節包という包んでいる膜を突き破って飛び出したことを言います。痛みは関節包の内側の膜が発しています。
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部位別関節技
腕の関節技
- 腕ひしぎ逆十字:柔道やプロレスで使われる技です。足で相手の腕を挟み、その腕を引っ張って肘関節を逆に曲げます。
- 腕絡み:テコの原理で、相手の腕全体を背中方向に内側に捻ります。極まると腱を痛め、脱臼を起こします。似た技に、V1アームロック、チキンウィングアームロックがあります。
- V1アームロック:相手の肘を曲げ、肘関節を決めます。かけやすいので、初心者向きの技です。
- チキンウィングアームロック:肘関節と肩関節の2種類があります。肘より肩のほうがよく使われます。寝ている相手に覆いかぶさり、肩を起こします。自分の腕を相手の肘の内側に差し込んで腕をロックし、肘を決める方法と、左腕で肩の付け根を挟んで肩関節が決まります。
- 小手返し:合気道や少林寺拳法の技。相手の手首を捻りながら投げます。
- 一教、一箇条、腕抑え:合気道や日本柔術、逮捕術に見られます。相手の腕を肘と手首を掴んで取り押さえます。
- 二教、二箇条、小手回し:合気道や日本柔術に見られます。相手の手首を捻りながら、下方に押さえ込みます。手首や肘の腱を痛め、脱臼を起こします。
- 三教、三箇条、小手捻り:合気道や、大東流合気柔術に見られる技です。相手の手首を捻りながら、上方に突き上げまず。手首や肘の腱を痛めます。
脚の関節技
- アキレス腱固め:足をかかえこみ、手首の硬い部分で極めます。肘を使って完全に足と手の間の隙間をなくしてしまいます。耳に近い位置につくようにできるだけ腕を上げるのがポイントです。脚を曲げさせ、膝で脚を動かないように固定し、胸を張ります。これでだめなら外側に倒れこみ、うつぶせになってみましょう。何回も練習して極めることができる技です。
- 膝ひしぎ:腕ひしぎ逆十字と同じ目的で、膝関節を極める技です。膝十字固めとも言います。相手の足に全身で絡みつき、自分の両足で相手の股関節をロックします。相手の足首を両手で持って膝を外側にひねります。大腿部の筋肉が壊れ、膝の靭帯が伸びます。
- 海老固め:相手が仰向けのところを、両足、または片足を持ち、海老状に背中方向に極めます。
- ヒールホールド:相手の足首を両腕で取り、外側か内側に捻り、膝の靭帯を壊します。
その他の関節技
- 二本背負い投げ:日本柔術の裏投げの一つです。両の腕を交差させ、可動方向とは逆に投げます。極まると両肘を破壊するだけでなく、受け身も封じられるため、脳天から叩き落とされ、頚椎損傷、または頭蓋骨折を併発します。
- 指取り:柔術などに見られる指関節の技です。可動方向とは逆に、または可動方向に捻ることで動きを封じます。主に小指、親指を狙います。
- 肩固め:相手の首を抱え込み、同時に相手の腕の外側(肩)に自分の頭を密着させ、相手の頸部を圧迫して頚動脈を決める絞め技です。
- 脇固め:相手の腕を後方に絞り、股関節を制しながら肩関節を決めます。
練習方法
まず、関節技の乱取を練習します。押し倒し、脇固め、引き倒しなど、基本の形を練習します。
次につくりの練習をします。関節技のつくりは、崩しから技に入ります。崩すには、手刀、腰、体捌を用いることが大切です。
段階的に練習しましょう。
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